0歳から1日10冊の読み聞かせ|本好きな子に育った家庭習慣【実体験】

0歳から1日10冊の読み聞かせを親子で楽しむ水彩風イラスト 読み聞かせ

0歳から毎日10冊の読み聞かせを続けたら、子どもはどう成長するのだろう?

わが家では、子どもが0歳のころから、基本的に「1日10冊」の絵本を読み聞かせてきました。

一度に10冊を読むのではありません。

朝・昼・夜など、生活の流れの中で少しずつ読んでいました。

旅行へ出かけるときにも、お気に入りの絵本を何冊か持って行きました。

気づけば、絵本を読むことは特別な取り組みではなく、食事やお風呂と同じような毎日の習慣になっていました。

こんにちは。
「楽しく学ぶ家庭学習|おうちスタディ」を運営しているcocoです🌸

現在では、子どもたちは2人とも「趣味は読書」と言うほど本が好きです。

ただし、私は「0歳から1日10冊読めば、必ず本好きになる」と考えているわけではありません。

子どもの性格や、その後に出会った本、学校での経験など、さまざまなことが重なって今の姿につながっていると思います。

それでも、0歳のころから家庭の中にいつも絵本があったことは、本を身近に感じる土台のひとつになったと感じています。

この記事では、わが家が0歳から1日10冊の読み聞かせを続けた実体験をもとに、

  • どのように1日10冊を続けていたのか
  • 姉妹で違った絵本への反応
  • 続ける中で見られた変化
  • 成長した現在の様子
  • 15年近く振り返って感じること

を紹介します。

0歳から「1日10冊」の読み聞かせを始めたきっかけ

私が読み聞かせに興味を持ったきっかけは、産婦人科で手に取った幼児教育の冊子でした。

その冊子には、幼いころから絵本にふれることの大切さが紹介されていました。

初めての育児で、

「子どものために、今の私にできることは何だろう」

と考えていた時期です。

冊子を読みながら、

「絵本を読むことなら、家でできるかもしれない」

と思いました。

そこで、まだ言葉を話さない0歳のころから読み聞かせを始めました。

私は一度決めたことは続けたいタイプだったので、「1日に10冊読もう」と決めて取り組みました。

最初は、子どもが絵本の内容を理解しているのかも分かりません。

絵本を見ているのか、私の声を聞いているのかも分からないことがありました。

それでも、毎日一緒に絵本を開く時間を重ねていきました。

そして少しずつ、「1日10冊」がわが家の日常になっていきました。

1日10冊の読み聞かせは、一度に読まず朝・昼・夜に分けていました

「毎日10冊」と聞くと、

「そんなに読む時間があるの?」

と思う方もいるかもしれません。

わが家でも、一度に10冊をまとめて読んでいたわけではありません。

たとえば、

  • 朝食後に数冊
  • 授乳後やお昼寝前に数冊
  • 夜、寝室で数冊

というように分けていました。

リビングで一緒に座って読むこともあります。

抱っこをしながら読むこともありました。

夜は、寝室で添い寝をしながら静かに絵本を開くこともありました。

「読み聞かせの時間」を特別に1時間作るというよりも、生活のすき間に絵本を入れていく感覚でした。

そのため、10冊という冊数だけを見るよりも、わが家では続けやすかったのだと思います。

旅行の日も絵本を持って行きました

旅行へ出かけるときにも、子どもたちが好きな絵本を何冊か持って行きました。

もちろん、荷物は少し増えます。

それでも、夜になっていつもの絵本を開くと、旅行先でも普段に近い流れを作ることができました。

「旅行中まで絶対に10冊読まなければ」

と考えていたわけではありません。

ただ、絵本を持って行くことが自然になっていました。

振り返ると、この「特別なことにしなかったこと」が、長く続いた理由のひとつだったように思います。

1日10冊を続けられた5つの理由

わが家で長く続けられた理由を振り返ると、大きく5つありました。

1.一度に10冊読まなかった

朝・昼・夜に分けることで、親にも子どもにも負担が少なくなりました。

数冊ずつなら、忙しい日でも生活の中に入れやすかったです。

2.絵本をすぐ手に取れる場所に置いた

リビングや寝室など、よく過ごす場所の近くに絵本を置いていました。

「絵本を取りに行こう」と考えなくても、目の前に本があります。

そのため、少し時間が空いたときにも自然に手を伸ばせました。

3.子どもが選んだ絵本を読みました

私が読ませたい本よりも、子どもが「これ」と持ってきた本を読むことが多くありました。

同じ絵本を何度も持ってくることもあります。

親としては、

「またこの本?」

と思うこともありました。

それでも、子どもが読みたい間は繰り返し読みました。

4.同じ絵本を何度読んでもよいことにした

同じ本を何度も読んでいると、子どもの反応が少しずつ変わることがありました。

ページをめくる前から笑う。

次に出てくる言葉を一緒に言う。

好きな場面になると体を動かす。

新しい本をたくさん用意することより、子どもが好きな1冊を何度も楽しむことも大切にしていました。

5.旅行や特別な日も、できる範囲で続けた

毎日完璧に同じ時間、同じ場所で読む必要はありませんでした。

生活に合わせて場所や時間を変えながら続けていました。

その柔軟さも、長く続いた理由だったと思います。

読み聞かせで見られた姉妹それぞれの反応

同じように読み聞かせをしていても、姉妹の反応は同じではありませんでした。

長女は「もっと読んで」と本を持ってくるタイプ

長女は絵本が大好きでした。

1冊読み終わると、

「もっと読んで」

というように、次の本を持ってきます。

何度も読んだ絵本は内容を覚えていました。

ページをめくる前から反応したり、覚えた言葉を一緒に言ったりすることもありました。

次女は途中で眠ってしまうことも

一方、次女は読み聞かせの途中で、そのままスヤスヤ眠ってしまうことがよくありました。

長女とはまったく違う反応です。

最初は姉と同じように反応しないことが気になることもありました。

でも次第に、

「この子には、この子の楽しみ方がある」

と思うようになりました。

姉妹を比べず、それぞれの反応をそのまま受け止めていました。

わが家で何度も読んだ絵本

0歳からの読み聞かせでわが家がよく読んだ絵本

0歳から幼児期にかけて、わが家では次のような絵本を何度も読みました。

  • 『いないいないばあ』
  • 『だるまさんが』シリーズ
  • 『くっついた』
  • 『はらぺこあおむし』
  • 『ももんちゃん』シリーズ

赤ちゃんのころは、物語を理解するというより、言葉の音やリズム、絵の色、親の声を楽しんでいるように見えました。

幼児期になると、反応も変わっていきました。

登場人物の表情を見る。

次の展開を覚える。

一緒に声を出す。

同じ絵本でも、成長によって楽しみ方が変わっていくことも印象に残っています。

絵本そのものの選び方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

読み聞かせの始め方|0歳の絵本選び・年齢別のコツと続け方

幼児期には「ごほうびシール」も楽しみのひとつに

子どもが少し成長してからは、絵本を読んだあとに「ごほうびシール」を貼ることもありました。

子どもたちは、シールを貼ることを楽しんでいました。

ただし、

「10冊読まないとシールがもらえない」

という使い方ではありません。

「今日も読めたね」

「一緒に楽しい時間を過ごせたね」

と、親子で喜ぶきっかけとして使っていました。

毎日の決まりではなく、あくまで楽しく続けるためのひとつの工夫でした。

読み聞かせを続ける中で見られた変化

読み聞かせを始めたばかりのころは、子どもから大きな反応が返ってくるわけではありませんでした。

それでも続けていると、少しずついろいろな姿が見られるようになりました。

絵本を見て笑う。

言葉に合わせて体を動かす。

リズムに合わせて声を出す。

覚えた言葉を一緒に言う。

その変化を見られることが、私にとっても楽しみになっていました。

特に心に残っている「長女が妹へ読んだ絵本」

読み聞かせを続ける中で、特に心に残っている出来事があります。

長女が3歳ごろのことです。

当時0歳だった妹に、長女が絵本を読んであげていました。

もちろん、3歳だった長女が文字をすべて正確に読めていたわけではありません。

それでも、私がいつも読んでいた言葉を思い出しながら、妹に話しかけるように絵本を開いていました。

その姿を見たとき、

「いつも聞いていた言葉を、こんなに覚えていたんだ」

と驚きました。

私から長女へ読んできた絵本が、今度は長女から妹へつながっていく。

その光景は、今でも大切な思い出です。

成長した現在は、2人とも「趣味は読書」

成長した現在では、子どもたちは2人とも、

「趣味は読書」

と言うほど本が好きになりました。

家の中だけではありません。

歯医者さんなどの待ち時間にも、自分で本を選んで持って行きます。

その姿を見た方から、

「今どき珍しいね」

と言われたこともありました。

誰かに、

「本を読みなさい」

と言われて読むのではありません。

時間が空いたときに、

「本を読もう」

という選択肢が自然にあるようです。

親として、この姿はとてもうれしく感じています。

学習面でも「文章を読むこと」への抵抗が少ないと感じる

学校の勉強でも、長い文章や問題文を読むことへの抵抗感は比較的少ないように感じています。

文章量が多い問題でも、まず読んで内容を確認することが自然にできていました。

ただし、これはあくまでわが家で感じてきたことです。

現在の学習面での姿が、すべて0歳からの読み聞かせによるものだとは考えていません。子ども自身の性格や、その後に出会った本、学校での学び、家庭学習など、さまざまな経験が重なっていると思います。

それでも、幼いころから本や言葉に触れることが日常にあったことは、文章を読むことへの抵抗を少なくする土台のひとつになったのではないかと感じています。

読書習慣を通して感じた「言葉・読む力・集中・調べる力」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

本好きな子はなぜ伸びる?読書習慣で育った4つの力【実体験】

1日10冊でなくてもいいと思う理由

わが家では、1日10冊という目安が生活に合っていたため続けてきました。

ただ、今振り返っても、

「すべての家庭が10冊読む必要はない」

と思っています。

1冊の日があってもいい。

数ページの日があってもいい。

子どもが同じ本ばかり選んでもいい。

大切なのは、数字だけを達成することではなく、親子にとって本を開く時間が苦痛にならないことだと思います。

わが家にとっては「10冊」が自然でした。

別の家庭では「寝る前に1冊」が自然かもしれません。

その家庭に合った続け方が見つかれば、それでよいのではないでしょうか。

まとめ|0歳から続けた読み聞かせは、今も家庭の中に残っている

わが家では、0歳のころから基本的に1日10冊の読み聞かせを続けてきました。

一度に読むのではなく、朝・昼・夜に分けました。

旅行へ行くときにも絵本を持って行きました。

姉妹の反応はまったく違いました。

それでも、それぞれの楽しみ方を大切にしながら、本のある生活を続けてきました。

その中で特に心に残っているのは、3歳だった長女が0歳の妹に絵本を読んであげていた姿です。

そして成長した今では、2人とも自分から本を手に取ります。

待ち時間にも本を持って行きます。

もちろん、現在の姿がすべて読み聞かせだけのおかげだとは言えません。

それでも、0歳のころから家庭の中に本があり、親子で何度もページをめくってきた時間は、子どもたちが本を身近に感じるきっかけのひとつになったと思っています。

わが家では、1日10冊という形でした。

でも本当に大切だったのは、「10冊」という数字ではなかったのかもしれません。

子どもが持ってきた本を一緒に開く。

同じ絵を見て笑う。

何度も同じ言葉を聞く。

そんな小さな時間の積み重ねが、今では親にとっても大切な思い出になっています。

読み聞かせは、子どものためだけではありませんでした。

振り返ると、

「子育てって幸せだな」

と感じられる時間を、私自身もたくさんもらっていたのだと思います。

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読み聞かせに関する記事はこちらにもまとめています。

読み聞かせの記事一覧

参考資料

この記事は、わが家で0歳から読み聞かせを続けてきた実体験を中心にまとめています。

乳幼児期の絵本との出会いや読み聞かせについては、次の公式サイトも参考にしています。

ブックスタート公式サイト

東京大学 発達保育実践政策学センター(CEDEP)

確認日:2026年9月1日

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