九九9の段の覚え方に悩むご家庭へ。9の段は「63」「72」「81」など数字が大きくなり、最後の仕上げとして少しむずかしく感じやすい段です。でも大丈夫。9の段には、数字の並びに分かりやすい法則があります。語呂合わせ・リズム読み・カード練習を組み合わせることで、親子で楽しく覚えやすくなります。
こんにちは!「楽しく学ぶ家庭学習|おうちスタディ」を運営しているcocoです🌸
「9×7=63? 9×8=72? どっちだったかな…」
「最後の9の段まで来たのに、急に自信がなくなってしまった…」
そんなふうに、9の段でつまずくお子さんもいると思います。わが家でも、9の段は最後の仕上げということもあり、最初は少し身構えていました。
でも、9の段はただ丸暗記するだけでなく、数字の並びにある法則に気づけると、ぐっと覚えやすくなります。
今回は【九九シリーズ】の最終回として、九九9の段の覚え方を、わが家の実体験をもとにやさしく紹介します。
語呂合わせ・リズム練習・クイズ遊び・親子の声かけなど、おうちで今日から始められる工夫をまとめました。お子さんが「できた!」と笑顔になれる家庭学習のヒントとして、参考にしていただけたら嬉しいです。
九九9の段が難しい理由
9の段が難しく感じる理由は、答えがすべて2桁になり、似た数字が続くからです。
- 答えが大きく、数字のイメージがつかみにくい
- 「63」「72」「81」など似た数字で迷いやすい
- 8の段まで頑張ったあとで、気持ちが疲れていることもある
- 順番では言えても、バラバラに聞かれると止まりやすい
とくに「9×7=63」「9×8=72」「9×9=81」は、最後の方に出てくるため、少し混乱しやすいところです。
でも、9の段には大きな味方があります。それが、数字の法則です。
9の段は、答えを並べてみると、十の位が1ずつ増え、一の位が1ずつ減っていきます。
09、18、27、36、45、54、63、72、81
この並びに気づくと、「ただ覚える」から「見つけて分かる」に変わります。わが家でも、この法則に気づいてから、9の段への苦手意識が少しやわらぎました。
9の段でつまずきやすい式
9の段で特に迷いやすいのは、次の3つです。
| 式 | 答え | つまずきやすい理由 |
|---|---|---|
| 9×7 | 63 | 「7×9」と混ざりやすい |
| 9×8 | 72 | 「63」と順番が混乱しやすい |
| 9×9 | 81 | 最後の式で、答えが大きく印象に残りにくいことがある |
全部を一気に完璧にしようとしなくても大丈夫です。まずはこの3つを重点的に確認するだけでも、9の段の不安はかなり減ります。
わが家で実践した九九9の段の覚え方
① 数字の並びの法則に気づく
9の段は、まず一覧で見せるのがおすすめです。
9×1=9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81
このとき、ただ読ませるだけでなく、親子で一緒に「何か気づくことある?」と聞いてみます。
- 十の位が、0・1・2・3・4・5・6・7・8と増えていく
- 一の位が、9・8・7・6・5・4・3・2・1と減っていく
- 十の位と一の位を足すと、どれも9になる
子どもが自分で気づけると、「覚えなきゃ」ではなく「おもしろい!」に変わりやすくなります。
わが家でも、9の段はこの法則に気づいてから一気に親しみやすくなりました。数字の並びを声に出したり、ノートに書いて線を引いたりすると、目でも耳でも覚えやすくなります。
② リズムに乗せて声に出す
9の段も、リズム読みが効果的です。
「クイチが 9」
「クニ 18」
「クサン 27」
このように、手拍子を入れてテンポよく読むと、耳に残りやすくなります。
ポイントは、最初から速く言わせようとしないことです。ゆっくりでも、正しく言えることを大切にします。
朝の数分、お風呂の時間、宿題前のウォーミングアップなど、短い時間で取り入れると続けやすいです。
「今日は9の段を1回だけ言ってみよう」くらいの軽さで始めると、親子ともに負担が少なくなります。
③ 苦手な式だけカードにする
9の段すべてを毎回練習するより、苦手な式だけカードにする方法もおすすめです。
- 9×7=63
- 9×8=72
- 9×9=81
この3枚だけをカードにして、1日1分だけクイズ形式で出します。
「9×8は?」
「72!」
「すごい!すぐ出たね」
できたら大きくほめる。間違えたら、法則に戻って一緒に確認する。これだけでも、子どもの安心感は大きく変わります。
苦手な式を責めるのではなく、“ここが言えたら9の段はかなり完成に近づくよ”と前向きに伝えるのが、わが家では合っていました。
④ 語呂合わせで楽しく覚える
語呂合わせは、子どもが答えを思い出すきっかけになります。大人から見ると少し強引でも、子どもが笑って覚えられるなら十分です。
| 式 | 語呂合わせ |
|---|---|
| 9×1=9 | クイチ、きゅうっと集中 |
| 9×2=18 | クニ、いちばんはやい |
| 9×3=27 | クサン、ふなに乗る |
| 9×4=36 | クシ、さぶろく並ぶ |
| 9×5=45 | クゴ、よい子でにっこり |
| 9×6=54 | クロク、ごしごしおそうじ |
| 9×7=63 | クシチ、むささびジャンプ |
| 9×8=72 | クハ、なにこれびっくり |
| 9×9=81 | クク、はいっとゴール |
語呂合わせは、最初のとっかかりとして使うのがおすすめです。慣れてきたら、リズム読みやカード練習、ごちゃまぜ練習につなげていくと、より定着しやすくなります。
9の段|わが家で覚えやすかった語呂合わせTOP3
実際にわが家で反応がよかった語呂合わせを、覚えやすさ・言いやすさ・イメージのしやすさで選んでみました。
| 順位 | 式 | 語呂合わせ | 覚えやすいポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 9×6=54 | クロク、ごしごしおそうじ | 「ごしごし」のリズムがよく、口に出しやすい |
| 2位 | 9×8=72 | クハ、なにこれびっくり | 子どもがツッコミたくなる言葉で印象に残りやすい |
| 3位 | 9×7=63 | クシチ、むささびジャンプ | 動きのイメージがあり、楽しく覚えやすい |
語呂合わせは、お子さんが言いやすいものに変えて大丈夫です。好きな動物や遊び、家族の会話に合わせて、オリジナルの語呂を作ってみるのも楽しいですよ。
9の段をごちゃまぜで確認する練習
9の段を順番通りに言えるようになってきたら、次はごちゃまぜ練習を取り入れてみましょう。
順番通りなら言えるのに、急に聞かれると止まってしまうことがあります。これは、まだ答えがしっかり定着しきっていないサインです。
たとえば、次のようにバラバラに聞いてみます。
- 9×3
- 9×8
- 9×5
- 9×7
- 9×2
- 9×9
最初はゆっくりで大丈夫です。すぐに答えられなくても、「法則に戻れば出せる」という経験を重ねることが大切です。
慣れてきたら、カードをシャッフルして出したり、「9×?=72」のような逆クイズにしたりすると、理解が深まりやすくなります。
逆クイズで仕上げる
9の段が言えるようになってきたら、逆クイズもおすすめです。
- 9×?=45
- 9×?=63
- 9×?=72
- 9×?=81
逆から考えることで、ただ唱えるだけではなく、九九を使う力につながります。
わが家では、親子で問題を出し合う形にすると、子どもが楽しそうに取り組んでくれました。親が少し迷ったふりをすると、「違うよ、9×8は72だよ!」と得意そうに教えてくれることもありました。
九九9の段 一覧表【コピー・印刷OK】
9×1=9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81
紙に書いて冷蔵庫や学習机の近くに貼っておくと、ふとしたときに目に入りやすくなります。毎日1回でも声に出すことで、少しずつ定着していきますよ。
3日間でできる9の段ミニ練習プラン
「何から始めたらいいか分からない」という方は、まず3日間だけ試してみるのもおすすめです。
| 日数 | 練習内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 1日目 | 9の段を表で見ながら声に出す | 1〜2分 |
| 2日目 | 9×7・9×8・9×9だけカード練習 | 1分 |
| 3日目 | ごちゃまぜ練習と逆クイズで確認 | 2〜3分 |
短い時間でも、毎日少しずつふれることで覚えやすくなります。大切なのは、完璧にすることよりも「今日も少しできたね」と感じられることです。
親子で使える声かけ例
九九の練習では、声かけも大切です。正解したときだけでなく、考えようとした姿勢にも目を向けてあげると、子どもは前向きに取り組みやすくなります。
👩「9×8は?」
👦「72!」
👩「すごい、すぐ出たね!9の段、かなり仕上がってきたね」
👩「9×7、ちょっと迷ったね」
👦「63?かな」
👩「そう!ちゃんと考えて出せたね」
👩「9の段は、十の位が増えて一の位が減るんだったね」
👦「ほんとだ、72の次は81だ」
👩「よく気づいたね。発見できたのがすごいよ」
このように、答えだけでなく「考えたこと」「気づいたこと」をほめると、子どもは自信を持ちやすくなります。
九九は、できる日もあれば、なかなか出てこない日もあります。そんな日があっても大丈夫。戻りながら、親子のペースで進めていけばいいと思っています。
わが家で使いやすかった教材・アイテム
9の段の練習では、特別な教材をたくさん用意しなくても大丈夫です。わが家では、シンプルなものをくり返し使う方が続きやすいと感じました。
- 100均の九九カード
- お風呂に貼れる九九ポスター
- 九九ソング
- 手作りの苦手カード
お気に入りの教材が見つかると、「またやりたい!」が自然と増えます。市販のものにこだわらず、紙に書いた手作りカードでも十分活用できますよ。
よくある質問Q&A
Q. 9の段で一番つまずきやすいのはどこですか?
A. わが家では「9×7=63」「9×8=72」「9×9=81」で迷うことが多かったです。まずはこの3つをカードにして練習すると、9の段の仕上げがしやすくなります。
Q. 語呂合わせだけで覚えても大丈夫ですか?
A. 語呂合わせは、最初のきっかけとして使うのがおすすめです。慣れてきたら、リズム読み・カード練習・書いて答える練習も組み合わせると、より定着しやすくなります。
Q. 9の段の法則は教えた方がいいですか?
A. はい、9の段は法則に気づくと覚えやすくなります。十の位が増え、一の位が減ることや、十の位と一の位を足すと9になることを、表を見ながら一緒に確認してみるのがおすすめです。
Q. 逆からも言えた方がいいですか?
A. 余裕が出てきたら挑戦してみましょう。「9×?=72」のような逆クイズをすると、ただ暗唱するだけでなく、九九を使う力につながります。
まとめ:9の段は法則とリズムで楽しく仕上げよう
九九9の段の覚え方は、「数字の法則に気づくこと」と「楽しくくり返すこと」が大切です。
- 9の段の数字の並びを見て法則に気づく
- リズムに乗せて声に出す
- 苦手な式だけカードにする
- 語呂合わせで思い出すきっかけを作る
- ごちゃまぜ練習や逆クイズで仕上げる
9の段は、九九の最後の仕上げです。ここまで頑張ってきたお子さん、本当にすごいです。
一度で完璧に覚えられなくても大丈夫。昨日より1つ言えた、前より少し早く答えられた。そんな小さな「できた!」を積み重ねることが、家庭学習ではとても大切だと感じています。
語呂合わせ・リズム・法則・カード練習を組み合わせながら、お子さんのペースで9の段を楽しくマスターしていきましょう。
9の段ができたら、いよいよ九九は完成です。親子でたくさんほめて、ここまで頑張ってきた時間を一緒に喜んであげてくださいね。
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苦手な段は、前の段に戻って復習するのもおすすめです。九九シリーズの記事もあわせてご覧ください。
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- 【保存版】九九6の段の覚え方|ステップアップの壁を楽しく越える!
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この記事で紹介した内容の出典
この記事は、わが家の実体験を中心にまとめています。九九や計算の学習については、文部科学省の「小学校学習指導要領 第2章 各教科 第3節 算数」も参考にしました。小学校算数では、乗法九九を知り、1位数と1位数との乗法の計算が確実にできるようにすること、乗法に関して成り立つ性質を計算の仕方や確かめに生かすことが示されています。
▶ 文部科学省:小学校学習指導要領 第2章 各教科 第3節 算数
確認日:2026年7月1日
最後までお読みいただきありがとうございました。



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