「九九の覚え方がわからない…」と悩むお子さんのために、家庭でできるやさしい克服法と、段別の九九の覚え方を、わが家の実体験をもとにまとめました。
このブログ「楽しく学ぶ家庭学習」では、
小学生の九九につまずくお子さんをもつご家庭に向けて、
親子で無理なく続けられる家庭学習の工夫を紹介しています。
こんにちは。運営者のcocoです🌷
中学生と小学生、2人の娘を育てながら、
「覚えられない=努力不足」ではなく、
その子に合った“やり方”で伸ばす家庭学習を実践・発信しています。
同じように悩んでいるご家庭のヒントになればとても嬉しいです。
この記事では、
わが家で実際に効果があった九九の覚え方・つまずき対策・声かけの工夫を、
段ごとに分かりやすくまとめています。
「何から始めればいいか分からない」という方でも、
今日からすぐ実践できる内容になっています。
このページでわかること
- 九九を“暗記だけ”にしない家庭学習の考え方
- お風呂ポスター・そろばんなど実体験ベースの工夫
- 2〜9の段それぞれのつまずきポイントと対策
- 覚えたあとに“使える九九”へつなげる方法
目次
- 🔹 九九を楽しく覚えるための基本戦略
- 🔹 わが家の体験談|お風呂ポスターとそろばんで定着
- 🔹 2〜9の段|段ごとの特徴と覚え方のコツ
- 🔹 つまずいたときの対処法
- 🔹 家庭でできる具体的な工夫(今日から実行)
- 🔹 マスター後は「使える九九」へステップアップ
- 🔹 関連記事(回遊しやすい順)
- 🔹 まとめ|“楽しさ”がいちばんの近道
九九を楽しく覚えるための基本戦略
わが家が一番失敗したのは、
「とにかく全部覚えさせよう」としていた時期でした。
毎日プリント、毎日テスト。
でも正直、親子ともにしんどくて、
机に向かうだけで空気が重くなっていました。
そこから意識を変えたのが、
「全部できなくていい。今日は2問だけでいい」
というルールでした。
すると不思議なことに、
子どものほうから
「もう1問やる!」と言い出すようになったんです。
九九を「暗記だけ」で乗り切ろうとすると、退屈さからモチベーションが下がりがち。いちばん大切なのは、“楽しさ+達成感”を毎日少しずつ積み重ねることです。
- リズム化:手拍子・ソング・チャントで耳に残す
- ゲーム化:カードやタイムアタックで小さな勝ち体験を作る
- 見える化:達成シール・チェック表で進捗を可視化
- 声かけ:「今日はここまでできたね!」と小目標で称賛
わが家の体験談|お風呂ポスターとそろばんで定着
お風呂ポスターで“ゲーム感覚”
正直、最初は「お風呂でまで勉強?」と思っていました。
でも実際にやってみると、
湯船につかりながら声を出すだけで、
机よりもずっと楽しそうで、
間違えても笑いながら言い直せる空気に。
「今日は何の段にする?」
と子どもから聞かれたとき、
ああ、これは“勉強じゃなくて遊びなんだ”と感じました。
毎日のお風呂タイムを九九の練習に。100円ショップの防水ポスターを壁に貼り、「今日は1の段〜4の段を言えたら上がろう」など、ミッション形式で進めました。最初は渋っていた子どもも、数日後には自分から「5の段も挑戦する!」と前のめりに。リラックスできて声が出しやすく、ストレスなく反復できるのが最大のメリットでした。
お風呂学習の実践アイデアは、100均アイテム特集(お風呂ポスター活用)でも詳しく紹介しています。
そろばん学習で“数の感覚”が育つ
幼稚園の年長から始めたそろばんも、九九の定着に大きく貢献。目で見て・手で動かして・声に出す学習は、単なる暗記ではなく数量感覚を育ててくれます。「2×3=6」は“2が3回ある”というイメージで理解できるようになり、答えが自然に浮かぶ感覚に近づきました。覚えるだけ→使える感覚への移行がスムーズになります。
2〜9の段|段ごとの特徴と覚え方のコツ
| 段 | 特徴 | 苦手度 | 覚え方のヒント |
|---|---|---|---|
| 2の段 | 偶数リズムで簡単 | ◎ | 手拍子・歌でリズム暗唱 |
| 3の段 | ステップアップ段 | ○ | カード・語呂で反復(詳しくはリンク記事へ) |
| 4の段 | 2の段の倍で理解 | ○ | 生活の「4個セット」を発見する遊び |
| 5の段 | キリが良く言いやすい | ◎ | 九九ソング・リズムで一気に覚える |
| 6の段 | 答えが大きくなる | △ | 語呂合わせ+アプリ併用で反復 |
| 7の段 | 最難関・混同しやすい | ✕ | 語呂+カード+親のリードでテンポよく |
| 8の段 | 数字が大きく疲れやすい | △ | カルタ・すごろく・タイムアタック |
| 9の段 | 山場。逆唱も有効 | ✕ | 指折り算・「ゴール演出」で達成感 |
※ お子さんのタイプにより得手不得手は異なります。得意な段から進めてもOKです。
つまずいたときの対処法
実際、7の段では何度も止まりました。
「また間違えた…」と
消しゴムをぎゅっと握って黙ってしまったとき、
私は「今日は2問できたら終わりにしよう」と言いました。
たった2問。
でもそれを丸で囲んで
「今日もできたね」と言っただけで、
その日の表情がまるで違ったんです。
九九よりも、
“できた自分”を覚えた瞬間だった気がします。
- 親子でユニゾン唱和:同じテンポで一緒に声に出すと乗ってきやすい
- 自作カードでクイズ化:表=式、裏=答え。正答数でバッジやシールを付与
- チェック表で見える化:「できた段」から色を塗って進捗が分かるように
- 10分×2セット:短時間集中→小休憩のメニューで疲れを溜めない
家庭でできる具体的な工夫(今日から実行)
- □ お風呂ポスター:毎日自然に目に入る位置に。ミッション制で達成感
- □ 九九カード:ランダム出題+タイムアタックでゲーム化
- □ 九九ソング:苦手段だけ繰り返し再生して耳から定着
- □ 学習アプリ:ポイント制・ごほうび要素でモチベ維持
- □ そろばん:数量感覚を育て、答えが浮かぶ思考体質へ
マスター後は「使える九九」へステップアップ
九九は、すべて言えるようになったらゴール…ではありません。
実はそこからが本当のスタートです。
覚えた九九は、日常や文章題で使ってはじめて定着します。
たとえば、
- 「2人に4個ずつお菓子を配ると、全部でいくつ?」
- 「1分間で何問解けるかチャレンジしてみよう!」
- 「1袋に6個入っているお菓子が3袋あったら?」
こんなふうに、
生活の中の“ちょっとした場面”を九九に変換するだけで、
暗記だった九九が「考える力」に変わっていきます。
よくある質問:毎日どれくらい練習すればいい?
目安は 10分×2セット です。
長時間やるよりも、
- 短時間で区切る
- できたらすぐ終わる
- 「今日もできたね」と必ず声をかける
この流れを大切にするほうが、
結果的にずっと定着します。
集中が切れた日は、無理に続けなくて大丈夫。
「今日はここまででOK!」と終わる経験こそが、
明日またやりたくなる一番のコツです。
関連記事(回遊しやすい順)
■ 九九シリーズ 一覧ナビ
🌟 苦手な段から選んでくださいね
🟢 2の段|リズムと遊びで、いちばん最初の成功体験に
🟡 3の段|語呂合わせ&カードで、スラスラ暗記
🟠 4の段|「2の段の倍」で、自然と理解が深まる
🔵 5の段|リズムと遊びで、楽しく一気に定着
🟣 6の段|ステップアップの壁を、楽しく越える
🔴 7の段|つまずきやすい段を、親子で乗り越える
🟤 8の段|お風呂・リズム・語呂で楽しく反復
⚫ 9の段|ラスボス克服!語呂×リズムで定着
まとめ|“楽しさ”がいちばんの近道
九九は、覚えさせるものではなく、
「一緒に育てていくもの」だと、今では思えます。
この記事を読んでいるあなたも、
きっと同じように悩んでいる途中なのだと思います。
昨日より1問できた。
今日は笑顔で言えた。
そんな小さな積み重ねが、
気づけば「答えが自然に浮かぶ」力になっていました。
焦らなくて大丈夫。
できない日はあっていい。
親子で笑いながら続けた時間そのものが、
いちばんの近道です。
このブログ「楽しく学ぶ家庭学習」では、家庭でできる学びの工夫や無料プリント、学習グッズの紹介などを発信しています。これからも、親子で楽しく学べる情報をお届けしていきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね🌸
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
📝 この記事で紹介した内容の出典
九九や計算の指導は、文部科学省の「小学校学習指導要領(算数)」でも明確に示されています。
▶ 文部科学省:小学校学習指導要領(算数含む)


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