結論:小学生の家庭学習を習慣にするために、わが家で続けやすいと感じたのは、「勉強しなさい」と何度も声をかけることではなく、子どもが自然に始めやすい流れや環境を家庭の中につくることでした。
「何度言っても勉強を始めない…」
「宿題をするまでに時間がかかる…」
「家庭学習がなかなか続かない…」
そんな悩みを感じることはありませんか?
こんにちは。
「楽しく学ぶ家庭学習|おうちスタディ」を運営しているcocoです🌸
わが家でも、最初から子どもが毎日自分から机に向かっていたわけではありません。
学校や習い事で疲れている日もあれば、気分が乗らず、なかなか始められない日もありました。
「そろそろ勉強したら?」と何度も声をかけ、親子ともに疲れてしまったこともあります。
そこで少しずつ変えていったのが、勉強の内容よりも、「どうしたら無理なく始められるか」という部分でした。
時間、場所、学習道具の置き方、取りかかるまでの流れ。
特別な方法ではありませんが、小さな工夫を重ねていくうちに、家庭学習が少しずつ毎日の生活の中に入りやすくなりました。
この記事では、わが家で実際に試してきた「家庭学習が続かないときの5つの工夫」と、家庭学習を続けやすくするために意識してきた環境や生活リズムについて紹介します。
※この記事は、わが家での家庭学習の実体験をもとにまとめています。子どもの性格や学年、学校生活によって合う方法は異なるため、一つの家庭例として参考にしてください。
小学生の家庭学習が続かないのは「やる気」だけが原因ではなかった
家庭学習が続かないと、親としては「やる気がないのかな」と思ってしまうことがあります。
でも、子どもたちの様子を長く見てきて感じたのは、本人のやる気だけで決まるわけではないということでした。
たとえば、わが家では次のような状態だと、勉強を始めるまでに時間がかかりやすくなりました。
- 何をするのか決まっていない
- 机の上に物が多い
- 教材や鉛筆を探さなければならない
- 疲れているのに、いつもと同じ量をやろうとする
- 勉強のたびに親から何度も声をかけられる
そこでわが家では、「どうしたらもっと頑張れるか」より、「どうしたら始めるまでのハードルを下げられるか」を考えるようにしました。
小学生の家庭学習習慣|わが家で続けてきた5つの工夫
| 工夫 | わが家で意識したこと |
|---|---|
| 1.親も一緒に始める | 低学年のころは同じ空間で過ごす |
| 2.小さな「できた」を認める | 点数だけでなく取り組んだ過程を見る |
| 3.始めやすい環境をつくる | 時間・場所・道具を整えておく |
| 4.できない日は量を減らす | 短くする日や休む日があってもよいと考える |
| 5.できなかった分を翌日に増やしすぎない | 翌日はその日にできる量から再開する |
1.最初は親も一緒に始める
特に低学年のころ、わが家では子どもだけに「勉強しておいで」と言うのではなく、親も同じ空間にいるようにしていました。
わが家はリビング学習が中心でした。
子どもが勉強している横で、私は予定を書いたり、本を読んだり、家事をしたりしていました。
ずっと隣に座って勉強を教えていたわけではありません。
「一緒にここだけやってみようか」
「ママもここで書きものをしているね」
というくらいの距離です。
それでも、子どもだけを机に向かわせるより、最初の一歩を踏み出しやすそうでした。
家庭学習を始めたばかりのころは、「一人でできるようにする」ことを急ぐより、まず机に向かうことへのハードルを下げることを大切にしていました。
2.点数より小さな「できた」を認める
家庭学習では、点数だけでなく、「自分から始められた」「予定していたところまでできた」など、その日の小さな達成にも目を向けてきました。
結果だけで判断せず、「今日も取り組めた」と本人が感じられることを大切にしていました。
3.すぐに家庭学習を始められる環境をつくる
わが家では、家庭学習そのものだけでなく、勉強を始めるまでの手間を減らすことも意識していました。
- 机の上にはその日に使うものだけ置く
- 鉛筆や消しゴムをすぐ使える場所に置く
- 使うドリルや教材を準備しておく
- テレビをつけっぱなしにしない
- 学習中はデジタル機器を近くに置かない
「勉強するぞ」と気合いを入れなくても、座ればすぐに始められる状態をつくるイメージです。
朝に少し家庭学習をするときには、「10分だけ」「九九を数問だけ」「音読1ページだけ」のように、短く終わる内容にすることもありました。
また、学習タイマーを使い、
「まず10分だけやってみよう」
「タイマーが鳴るところまでやってみよう」
と終わりが見えるようにすると、取りかかりやすそうでした。
4.家庭学習ができない日は量を減らす
家庭学習が習慣になってきても、毎日同じようにできるわけではありませんでした。
学校や習い事で疲れている日もあれば、「今日はやりたくない」という日もあります。
そんな日に、いつもと同じ量を無理にやらせようとすると、始めること自体が嫌になってしまうことがありました。
そこでわが家では、思い切って量を減らしました。
- 計算を1問だけ
- 漢字を数文字だけ
- 音読だけ
「これならできそう」と思えるところまでハードルを下げます。
それでも本当に疲れている日は、家庭学習を休むこともありました。
長く続ける中で大切にしてきたのは、毎日完璧に続けることではありません。
「休まないこと」より、「休んでもまた戻れること」を大切にしてきました。
「今日は休んで、また明日やってみようね」と区切り、できなかった日を失敗と考えないようにしていました。
その日にたくさん勉強することよりも、家庭学習そのものを嫌いにならず、次の日へつなげることを大切にしてきました。
5.できなかった分を翌日に増やしすぎない
前日にできなかったからといって、その分まで翌日に増やすと、子どもにとってはさらに始めるハードルが高くなります。
わが家では、できない日があっても一度区切り、次の日はまたその日にできる量から始めるようにしていました。
「昨日できなかったから今日は倍やろう」とするのではなく、いつものペースに戻ることを優先していました。
できない日があっても翌日に持ち越しすぎないことで、「また始める」ことへの負担を増やさないようにしていました。
「勉強しなさい」が増えたときは、仕組みを見直す
家庭学習が始まらないと、つい「早く勉強しなさい」と何度も声をかけたくなることがあります。
わが家でも同じでしたが、声をかける回数を増やすより、学習する時間や場所、教材の準備など「始めやすい状態」を整える方が合っていました。
親の声かけや見守り方については、別の記事で実体験を詳しくまとめています。
▶ 家庭学習がうまく進まないときに見直したい親の声かけ|実体験
小学生の家庭学習習慣を支えるために生活リズムも大切にした
家庭学習について考えると、教材や勉強時間ばかりに目が向きがちです。
しかし、わが家では子どもの1日全体を見ることも大切にしていました。
- 睡眠時間を大切にする
- 朝ごはんを食べる
- 生活リズムを大きく崩さない
- スマホや動画を見る時間とのバランスを考える
疲れている日に無理に勉強時間を増やすより、早めに休ませることを優先した日もあります。
家庭学習を長く続けるためには、「今日は何分勉強したか」だけでなく、子どもの体調や生活全体を見ることも大切だと感じています。
よくある質問|小学生の家庭学習習慣
声をかけないと勉強を始めないときはどうすればいい?
声をかける回数を増やす前に、時間・場所・教材の準備などを見直す方法があります。
わが家では「勉強しなさい」ではなく、「今日は何から始める?」と一緒に確認するところから始めることもありました。
毎日家庭学習をしなければいけませんか?
わが家では、家庭学習を毎日の生活に入れることは意識していましたが、体調や疲れに関係なく必ず同じ量をすることにはこだわりませんでした。
短くする日や休む日があっても、翌日にまた戻ることを大切にしていました。
家庭学習を続ける仕組みづくりに使える無料PDF
家庭学習を続けるときは、子ども自身が「できた」を目で確認できる仕組みも取り入れてきました。
このブログでは、家庭で使えるごほうびシートや家庭学習サポートPDFを無料でまとめています。
「家庭学習をどうやって習慣にすればよいか分からない」というときは、必要に応じて取り入れる方法もあります。
まとめ|小学生の家庭学習習慣は「続けられる形」をつくることから
小学生の家庭学習を習慣にするために、わが家で特別なことをしてきたわけではありません。
大切にしてきたのは、次の5つです。
- 最初は親も一緒に始める
- 小さな「できた」を認める
- すぐ始められる環境をつくる
- できない日は量を減らす
- できなかった分を翌日に増やしすぎない
そして、できない日があっても、また次の日に戻る。
家庭学習が続かないとき、「もっとやらせなければ」と考えるより、まずは今より少し始めやすくできることはないかを探してみるのも一つの方法です。
「今日はこれだけできたね」と小さな一歩を積み重ねながら、それぞれの家庭や子どもに合った続け方を見つけていけたらいいですね。


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