家庭学習がうまく進まないときに見直したい親の声かけ|実体験

姉妹が家庭学習に取り組み、母親がやさしく見守るアイキャッチ画像 家庭学習
親子で“できたね”を積み重ねる家庭学習のイメージ

結論:家庭学習がうまく進まないときは、勉強量を増やす前に、親の声かけや見守り方を一つ見直すことで、子どもが取り組みやすくなることがあります。

「家庭学習がなかなか続かない」
「声をかけると親子でピリピリしてしまう」
「親はどこまで関わればいいの?」

そんなふうに悩むことはありませんか?

こんにちは。
「楽しく学ぶ家庭学習|おうちスタディ」を運営しているcocoです🌸

わが家には、中学3年生と小学6年生の娘がいます。
これまで家庭学習を続ける中で、順調に進む日もあれば、なかなか机に向かえない日もありました。
また、私の声かけで親子の空気が重くなってしまった日もあります。

そんな経験を重ねる中で感じてきたのは、家庭学習では「何を勉強するか」だけでなく、親がどんな言葉をかけるか、どこまで手伝うか、どんな気持ちで見守るかも大切だということです。

この記事では、二児の母として家庭学習を続けてきた実体験をもとに、親の関わり方や、子どもが取り組みやすくなった声かけ、わが家で意識してきた見守り方を紹介します。

家庭学習の内容やスケジュールではなく、親の「声かけ・見守り方・手の離し方」をお伝えします。

この記事でわかること

  • 家庭学習で親の関わり方が大切だと感じた理由
  • 親は家庭学習にどこまで関わればよいか
  • 子どもが取り組みやすくなった声かけ
  • わが家で実践してきた見守り方と関わり方

家庭学習は親の関わり方で変わると感じた理由

家庭学習というと、「何分勉強するか」「何ページ進めるか」「どんな教材を使うか」が気になりやすいですよね。

もちろん、学習内容や時間も大切です。

でも、わが家で娘たちを見ていて感じたのは、同じ内容に取り組んでいても、親の関わり方によって子どもの表情が変わるということでした。

私に余裕がなく、「早くやって」「まだ終わらないの?」と急かしてしまった日は、娘たちの表情が固くなり、家庭学習の時間そのものが重たい雰囲気になることがありました。

反対に、

  • 今日は自分から始められたね
  • ここまでできたね
  • 昨日より少し進んだね
  • 最初の1問だけ一緒にやってみようか

と声をかけた日は、少しずつ気持ちを切り替えて学習に向かえることもありました。

この経験から、家庭学習は子どもを一方的に頑張らせる時間ではなく、親子で小さな「できた」を積み重ねる時間でもあると感じています。

わが家の家庭学習で大切にしてきたこと

わが家で大切にしてきたのは、完璧にやらせることより、子どもが「自分にもできそう」と思える関わり方です。

長女は、目標が決まるとコツコツ努力を積み重ねるタイプです。一方、次女は楽しみながら挑戦することが得意で、失敗しても気持ちを切り替えて次に進みやすいところがあります。

同じ姉妹でも、性格や集中できる時間、声をかけてほしいタイミングは違いました。

そのため、「お姉ちゃんはできたのに」と比べるのではなく、その子自身が昨日よりできるようになったことに目を向けるようにしてきました。

家庭学習には、すべての子に合う一つの正解があるわけではないと感じています。
その子の様子を見ながら、関わり方を少しずつ変えてきました。

家庭学習で親はどこまで関わるべき?

家庭学習で悩みやすいのが、「親はどこまで関わればいいの?」ということです。

ずっと横について見た方がよいのか、最初から本人に任せた方がよいのか、迷うこともありますよね。

わが家では、最初のきっかけづくりや困ったときのサポートはしながら、少しずつ本人に任せる部分を増やしてきました。

低学年の頃は、「一緒に始めようか」と横に座ったり、音読を聞いたりすることもありました。

学年が上がるにつれて、つきっきりで見るのではなく、「今日は何をする?」「困っているところはある?」と確認する程度に変えていきました。

親の役割は、何でも代わりに管理することではないと感じています。
子どもが少しずつ自分で動けるようになるまで、必要なところを支えることを大切にしてきました。

▶ 家庭学習をこれから始める場合の学年別の進め方は、小学生の家庭学習の始め方|学年別に何をする?【実体験】で詳しく紹介しています。

家庭学習がうまく進まないときに見直したい親の声かけ

家庭学習がうまく進まないとき、子どもの努力不足だけが原因とは限りません。

わが家でも、思うように進まないと私の方が焦り、強い言い方になってしまったことがありました。

そんなときは、次の3つを振り返るようにしています。

  • 「早くして」と急かす声かけが増えていないか
  • 点数や正解・不正解など、結果ばかり見ていないか
  • その日の体調や、その子のペースを無視していないか

同じ声かけでも、その日の気分や疲れ方によって受け取り方は変わります。

だからこそ、「昨日はできたのに」と考えるより、「今日はどうしたら始めやすいかな」と考えるようにしてきました。

また、結果だけではなく、「今日は自分から始められた」「間違い直しまでできた」といった途中の頑張りを見つけて伝えることも意識しています。

わが家で実践した親の関わり方【実体験】

「できたこと」に目を向ける

家庭学習では、どうしても「できなかったこと」に目が向きがちです。

でも、わが家で意識してきたのは、まず小さな「できた」を見つけることでした。

  • 今日は自分で始められたね
  • ここまで集中できたね
  • 昨日より字がていねいだね
  • 間違い直しまでできたね

ほんの小さなことでも、気づいたら言葉にして伝えるようにしてきました。

すると、「見てもらえている」と感じるのか、少しずつ前向きな表情が増えていったように思います。

完璧を求めるより、一歩進めたことを一緒に喜ぶ。その積み重ねが自信につながっていきました。

最初の一歩だけ一緒にやる

子どもがなかなか机に向かえないとき、わが家では最初から「一人でやってね」と任せるのではなく、最初だけ一緒に始めることもありました。

隣に座って音読を聞いたり、「最初の1問だけ一緒にやってみようか」と声をかけたりします。

始めるところだけ一緒にすると、気持ちのハードルが下がり、その後は自分で進められることもありました。

もちろん、毎回つきっきりになる必要はありません。

子どもが一人で進められそうになったら少し離れ、困ったときに声をかけられる距離で見守るようにしてきました。

無理に進めない日の声かけ

学校で疲れている日や、気持ちが乗らない日は、予定通りに進まないこともありました。

そんな日は、「今日はここまでにしようか」「少し休んでから考えようか」と声をかけ、無理に進めないようにしていました。

家庭学習が続かない日や、学習量を減らすときの工夫については、小学生の家庭学習習慣|続かないときに試した5つの工夫【実体験】で詳しく紹介しています。

家庭学習に取りかかりやすくする声かけのコツ

家庭学習では、同じ内容を伝える場合でも、言い方によって子どもの受け取り方が変わることがあります。

私自身も余裕がないときには、つい強い言い方になってしまうことがありました。

避けたいと感じた声かけ

  • 早くしなさい
  • なんでできないの?
  • お姉ちゃんはできたのに
  • ちゃんとやって
  • まだ終わらないの?

親としては励ましたい気持ちや焦りから出る言葉でも、何度も続くと、子どもには「責められている」と伝わってしまうことがあります。

わが家でも、こうした言葉を使った日は、娘たちの表情が硬くなることがありました。

取り入れてきた声かけ

  • まず1問だけやってみようか
  • ここまでよく頑張ったね
  • 昨日より進んだね
  • 分からないところは一緒に見ようか
  • 少し休んでから続けようか
  • 今日はどこまでできそう?

大きく変えようとしなくても、ほんの少し言い方を変えるだけで、子どもの反応がやわらぐことがありました。

「やる気を出させる」というより、子どもが自分で一歩を出しやすくなるように支える言葉を選ぶことを意識しています。

家庭学習は時間より「前向きに終われること」を大切にした

家庭学習では、「今日は何分できたか」「予定した量を全部終えたか」が気になることもあります。

わが家では、たくさん取り組むことだけでなく、「今日もできたね」「ここまでできたね」と前向きな気持ちで終えられることを大切にしてきました。

短い時間でも、子どもが安心して取り組めたことや、「自分でできた」と感じられた経験を積み重ねる方が、家庭学習を続けやすいと感じています。

子どものやる気が変わったと感じた瞬間

わが家で印象に残っているのは、難しい問題で手が止まったときの子どもの反応が、少しずつ変わってきたことです。

以前は、途中で分からなくなると「もうやりたくない」と、そのまま気持ちが切れてしまうこともありました。

そこで、「ここまではできたね」「前より進んだね」と、結果だけでなく途中の頑張りも伝えるようにしました。

すると、うまくいかないときでも、少し休んでからもう一度取り組んだり、「もう1問やってみる」と自分から続けたりする姿が見られるようになりました。

この経験から、家庭学習では、できなかったことを指摘するだけでなく、子ども自身が「今日はここまでできた」と感じられる関わり方を大切にしたいと思うようになりました。

よくある質問

家庭学習で親は毎回つきっきりになった方がいいですか?

毎回つきっきりである必要はないと感じています。低学年や、なかなか始められない日は最初だけ一緒に取り組み、慣れてきたら少しずつ本人に任せる方法をわが家ではとってきました。困ったときに頼れる距離で見守ることを大切にしています。

家庭学習でやる気がない子にはどう声をかければいいですか?

わが家では、「早くやりなさい」と急かすより、「まず1問だけやってみようか」「今日はどこまでできそう?」など、取りかかるハードルを下げる言葉を使うようにしてきました。また、終わった後には結果だけでなく、「自分から始められたね」と途中の頑張りを伝えるようにしています。

家庭学習が続かないのは親の関わり方が原因ですか?

親の関わり方だけが原因とは限りません。学習内容、生活リズム、疲れ、その子の性格など、さまざまな要因があると思います。ただ、わが家では声かけや見守り方を少し変えることで、親子の空気がやわらぎ、取り組みやすくなることはありました。

家庭学習は親も一緒に学んでいく時間

家庭学習を続けていると、子どもだけでなく、親の方もたくさん学ぶことがあります。

思うように進まない日があったり、私自身も言いすぎてしまって反省したり、「どう関わればよかったのだろう」と考えたことが何度もあります。

それでも、娘たちと向き合う中で、すぐに答えを出すのではなく待つこと、子ども自身ができる部分は任せること、できたことを見つけて伝えることの大切さを少しずつ学んできました。

完璧な親の関わり方を目指すのではなく、その日の子どもの様子を見ながら、親子に合う方法を探していくことが大切なのだと思います。

まとめ|家庭学習がうまく進まないときは声かけを一つ見直してみる

家庭学習を続けてきた中で、わが家では、教材や勉強時間だけでなく、親の声かけや見守り方も子どもの取り組みやすさに関係していると感じてきました。

特に大切にしてきたのは、次の3つです。

  • 結果だけではなく、できたことや途中の頑張りを見る
  • 「やりなさい」だけで終わらず、必要なときは最初の一歩を一緒に始める
  • その日の状態や、その子のペースに合わせて関わり方を変える

子どものやる気は、急に大きく変わるものではありません。

でも、「今日は自分から始められたね」「ここまでできたね」といった小さな声かけの積み重ねが、少しずつ自信につながっていくのだと感じています。

家庭学習がうまくいかないときは、勉強量を増やす前に、親の声かけや見守り方を一つだけ変えてみるのもよいかもしれません。

親子で小さな「できた」を積み重ねながら、無理なく家庭学習を続けていけたらいいですね🍀

関連記事

コメント