こんにちは。「楽しく学ぶ家庭学習|おうちスタディ」2児ママが伝える“リアル家庭学習記録”📚親子で学ぶ時間を運営しているcocoです🌸
私は、2人の子ども(小学生と中学生)と一緒に、家庭学習を“がんばる時間”ではなく“心が整う時間”として続けてきました。
我が家では、幼いころから朝の学習時間をとても大切にしています。
当時はまだ幼稚園児でしたが、朝ごはんを食べたあとに少しだけ机に向かう時間をつくっていました。内容はとてもシンプルで、絵本を読む、数字を数える、図鑑を一緒にめくる——それだけです。
それでも、朝から「できた!」と感じられる体験が子どもにとって大きな自信になっていきました。
「今日はどんな虫がいるかな?」「この花の名前、昨日の図鑑で見たね」——そんな何気ない会話を通して、学びが自然と生活の中に溶け込んでいきました。
この時期は、知識を詰め込むよりも“興味を引き出すこと”を意識していたので、気づけば親子で楽しむ時間になっていました。
🕐 朝10分の学習がもたらすもの
朝は脳がリフレッシュしており、1日の中で最も集中しやすい時間帯です。
私自身も、朝に少し机に向かうだけで気持ちが整い、その後の家事や仕事もスムーズに進むことを実感しています。
- 🧠 集中力が高い時間帯: 覚えたことが定着しやすく、短時間でも効果が出やすい
- 📘 前日の復習に最適: 朝に軽く見直すだけで「昨日の学び」が自分のものになる
- 🌈 1日のリズムが整う: 「朝は机に向かうもの」と決まると、その後の生活にも良い流れが生まれる
子どもたちが朝学習を始めたころは、時間を計ったり、やる内容を一緒に決めたりと、親のサポートが必要でした。
でも、1〜2ヶ月も続けるうちに、自分から「今日は計算にしよう」「昨日の漢字テストを復習したい」と言い出すようになりました。
“やらされる勉強”から“自分でやる勉強”に変わった瞬間です。
📚 わが家の“10分朝学習メニュー”
朝の10分は短いですが、「少しだけやる」と決めておくことで毎日続けられます。
我が家では、その日の気分や予定に合わせてメニューを選んでいます。
- 📖 絵本や読書(音読でも黙読でもOK)
- 計算ドリル
- 九九のタイムアタック(前日よりも何分・何秒早くできたかを記録)
- 漢字ドリル
- ことわざ
- 四字熟語
- 英単語の音読(声に出すと覚えやすい)
- 📗 図鑑を読む(その日のテーマを決めても楽しい)
特に「九九のタイムアタック」は、わが家でも長く続いている定番メニューでした。
ストップウォッチで時間をはかり、「昨日よりも何秒早く言えた!」という“成長の変化”を見える形で記録していきます。
数字で見える達成感が子どもに自信を与え、親も一緒に「今日もがんばったね!」と喜び合える時間になります。
最初のうちは焦らず、言葉に詰まっても「昨日より一歩前進できたね」と声をかけるのがポイント。
前日との比較にすることで、他の誰かではなく“昨日の自分との競争”になり、自然に継続する力が育ちます。
朝はほんの数分の違いでも集中力が高まり、「今日もできた」という気持ちが1日のリズムを整えてくれます☀️
💬 穏やかに続けるための声かけ
朝は親も子も忙しい時間。だからこそ、「できたこと」や「昨日より成長したこと」に目を向けるようにしています。
私は、子どもたちに「早くしなさい」と言うことはほとんどありません。
焦らせるよりも、「今できていることを認める」ことが、やる気を自然に育てるからです。
- 「今日も机に向かえたね!」
- 「昨日より少し早くできたね!」
- 「ここ、前よりスラスラ言えるようになったね!」
- 「できたところにシール貼ろうか😊」
ほんのひとことでも、子どもは嬉しそうに顔を上げます。
「できたね」と声をかけるたびに、自分でできるようになっていく力が育っていくのを感じます。
朝学習は、勉強の時間というよりも、親子で“できた”を共有する穏やかな時間なのかもしれません🌸
📘 まとめ|やる気より“流れ”を整える
朝学習を続けるコツは、やる気を出させることではなく、「流れを決めておく」こと。
毎朝「10分だけ」「できたらOK」子どもは自然と机に向かうようになります。
子どもが“できた”と感じる瞬間を積み重ねることで、子どもの自信と学びを楽しむ力を育み、学ぶことへの自信と前向きな気持ちが自然に育っていきます。
忙しい朝でも、親子で笑顔になれる「心のリセット時間」をつくってみませんか?
今日もあなたのおうちに、やさしい学びの時間が流れますように☀️
この記事が少しでも「やってみよう」と思えるきっかけになれば嬉しいです🌸
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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